このテーマは、まだまだエピソードがあります。
毎日がパワフルで、この子の力が尽きるのはいったい一日のいつなんだろう?という元気な一年生の男の子。校門に立つわたしからは、まだ姿が見えないうちに、この子の「おはようございまーす!」が聞こえてきます。そして、私が反対方向を見ている間に、校門に隠れて驚かしてくれることもあり、毎日朝からエネルギーをもらっています。
この子が、突然大きな声で話しかけてきました。「校長先生、問題です!さて、うちの赤ちゃんはいつ生まれるでしょうか?」一人っ子のこの子は、どうやらもうすぐお兄ちゃんになるようです。そして、おうちの方からは、安定期に入るまでよそでこのことを話すのは止められていたようで、ついに人に話してもよいことになったらしいのです。「わ~おめでとう!おめでとう!お兄ちゃんになるんだね!さてさて、いつでしょう?いつかな~?」と言うと…。
「じゃーーーーん!こたえは…2月30日でーーーーす!」
あれ?なんかおしいな…。本当はいつなんだろう?と思いましたが、そこは大きな問題ではなく、やがてお兄ちゃんになるんだというこの、きっと彼の人生最大の喜びを共に祝うことでした。今日も、テンションマックスで勉強しているこの子を応援したいと思いました。
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