今日は、三校時が始まった時に、一年生の男の子が一人で幸せ推進室(校長室)にやって来ました。学習時間は始まったのに、どうしたのでしょう?
理由を聞くと、①自分は学習発表会の練習が完璧にできている②もう、みんなと一緒に練習する必要はない③先生が、完璧だから校長先生と勉強しておいでと言った…とのことなのです。そんなことってある???
廊下に出て、先生が追いかけてきていないかな?と確認しましたが、そんな気配は見えません。「すごいね~。○○さん、完璧なんだね!私にもせりふを聞かせて!」と言ってみました。すると、ちょっと困った表情をする男の子…。そこで、やっと教育支援員さんが来てくれました。「○○さん、先生が待っていますよ~!」と。
あとから、担任の先生から聞くと、この子はどうやら学習発表会の練習が苦手らしく、自分の台詞もなかなか話せないのだそう。子どもたちの中には、学習発表会の練習の時間そのものに抵抗感がる子どももいますので、決して無理強いしないようにお願いしたのですが、この子はどうしてあんなことを言ったのだろう…。私ところをたずねてきたときに、伝えたかった本当の心は何だろう?と考えさせられました。
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