毎朝校門で子どもたちを迎えていると、登校の様子にも個性が表れていて、子どもたちの仕草や行動に思わず微笑んでしまいます。いつもよりもほんの少しでも元気パワーが増している子どもを見ると、今日の元気の素はなんだろう?とついつい校門でのおしゃべりが長くなってしまいますし、その反対場合には、学校に入るまで背中を応援してしまいます。
シトシト雨の降った今日は、いつもマイペースな女の子の足取りが、一層ゆっくりになってしまい、始業に遅れないかハラハラしてしまいました。すると、さらにその子は校門の桜の木を見上げるではありませんか…。
どうしたの?と聞くと「わたし、雨の日にこうして桜の木を見上げるのが好きなんです。」と教えてくれたのでした。こんなふうに、好きなものをじっと見つめる時間をもてる子どもって素敵だな…と思いました。人に合わせてセカセカ生きる自分にも、こんな子ども時代があったように思います。
忘れてはいけない子どもの心を思い出しました。
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