中休みの時間帯に、6年生の女子三人がやってきました。どんな相談かな?と、丁寧に話を聞き始めたところ…。
「校長先生、ランドセルが重くて大変なんですよ。毎日つらいので、どうにかなりませんか?」とのことでした。実は最近は、毎日の授業の教科書を持ち帰らせてはいません。十分に配慮されていると思っていたのですが、それも重いと言うのです。確かに重すぎるランドセルは弊害があることを認めた上で、配慮されている今も重いと感じるからにはどうすればよいのかを話し合ってみました。もちろん、担任の先生にも相談するようにと話しました。
次に来た6年生二人は、自分たちはダンスが得意なので、それを披露する場を設けてくれないか?というお願いでした。それによって、みんなをHAPPYにすることにつながる!と。今後の行事、児童集会の場面をいくつか提案して、一緒に考えてみました。そして、ちょっと踊って見せて!とお願いすると、今度CDを持ってきて踊ってくれるとのことでした。
ポストに手紙を入れてくれていたのは五年生の男子二人でした。自分たちの学校のあいさつがもっとよいものになるための作戦をそれぞれが書いてくれていました。ふだんはやんちゃで元気な男の子が、手紙の最後は「お忙しい中、読んでいただきありがとうございました。」と丁重な締めくくりをしているところが何とも微笑ましく、学校を幸せにするための方法を真剣に考えていることが伝わってきました。ありがたいことです。
高学年も、始業式の呼びかけにこんなふうに応えてくれていることに、感謝の気持ちと学校経営に対する新たな思いが沸いてきました。
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