ポストの中には、特に一年生からの手紙が特に多く、ポストの扉を開ける瞬間がとても楽しみです。
「こうちょうせんせいは やさしいですね。」「こちょうせんせい まいあさあいさつたっちをしてくれてありがとう」「こうちょうせんせい だいすきだよ」など、校長をはげましてくれるようなお手紙がたくさん入っていて、どんな返事を書こうかな?とこちらもわくわくしてきます。
そんな中で、真剣な手紙が一通…。
「こうちょうせんせい おともだちをつくるのってむずかしいですね。でも、あきらめないほうがいいですよね。だから せんせいのちからをかりないで、じぶんでがんばってみようとおもいます。」
さっそく、次の休み時間にこの子のところに行ってみました。
お友達はいるんだけれど、他の園から入園した子となかよくなりたいのに、まだなれないとのことでした。一緒に、仲良くなりたいお友達のところにいって、おしゃべりをしてみました。この子には、なかよくなりたい友達がいることの素敵さを伝え、その気持ちを手紙に書けたことをたくさんほめました。まずは、おしゃべりをすること、一緒に遊ぶことをがんばってみることになりました。
あとで担任の先生に伝えてみると…。どうやらクラスでは、「先生に頼らないでがんばってみよう!」というチャレンジ精神が流行している時期ということで、決して先生にそうだんできない…というわけではないことを知りました。(もちろんこの子も、先生に何でも話せる元気な子です)
一年生の子どもたちが、夏休みも明けて入学して5ヶ月がたち、ずいぶん自立の気持ちが芽生えてきたことが伝わってきて、そんなときだからこそちょうどいい支援をしてきたいものだと思いました。
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