昨日子どもたちに話した「校長室やめます!」に、続々と子どもたちが反応してくれました。今日最初に来た4年生の女子3人は、クラス新聞をつくるためのインタビューでした。私が、校長室をやめることにした理由などを聞きに来てくれました。
次に来た女子二人は、また四年生でした。「あの…。授業時間に、分かっていても手を挙げられないんです。どうすればいいですか。」と。なるほど~!わかる!とてもよく分かります。
わたしも、小学生の頃、自分から挙手なんてできなかったな…。手を挙げていないのに指名された日には、涙が出てしまうくらいの気弱さ…。先生の問いに小さな声で答えをつぶやくと、隣の席の男子がそれを聞いて、大きな声で発表するのです。ちょっぴり悲しい気分になったものです。
四年生の二人には、まず、相談に来られたことがすごい第一歩であることを伝え、すぐにでなくていいから、ちょっとずつ発表できるように、少しずつ勇気をだしてみるように話しました。私もあなたたちと同じように、手を挙げられない子どもだったけど、変われたんだよ!と話すと、とても安心した表情でいました。
休み時間が終わってから教室を回って歩くと、四年生の教室でその二人がこちらを見て、「がんばります!」と視線を送ってくれました。私も、「大丈夫!ゆっくり、少しずつね!」の視線を送りました。
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