教師として、初めての運動会。30年以上前のことですから、運動会は地域の方々のお楽しみ大イベントでした。今でこそ、地域共にある学校を目指しているのですが、当時は共にあることが当たり前でした。まさに地域の中の学校です。
運動会の各種競技を家族や地域の方々が各町内のテントから応援することはもちろん、お楽しみは昼のお弁当タイムでした。各町内ごとにそれぞれの家で準備してきたお重を囲んで、大宴会です。教職員もお呼ばれをして、町内を渡り歩きごちそうになりました。
母の実家がある小学校でしたので、保護者の中には親戚がいたこともあり、大いにかわいがっていただきました。
職員室に戻ると、そこでも大宴会が!運動会という大きな行事を成し終えようとしているチームの勢いが、いつも以上の活気を生み出していました。初めて教師という立場で参加する運動会では、子どもはもちろん、教師にとっても熱い思いと願いが溢れていると知りました。
おなかと心を満たして、運動会は午後に続きます。リレーや遊競技などで再び一気に盛り上がり、幕を閉じるのでした。
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