尊敬していた教務主任の先生がお話ししてくれた、女性教師にとって大切な三つのことの二つ目。
それは、おしゃれでいることでした。これは、一つ目の美しくいることと共通しているようにも思えます。確かに、その方はいつもおしゃれな姿でした。お化粧もいつも丁寧にしていて、髪型もきちんと整えられていて、ワンポイントのブローチやネックレスなどをかわいらしく胸元に添えていました。
子どもたちの目の前で、きちんとした教師であること。子どもたちを引きつける魅力をもち続けること。周りの教職員の中で、爽やかな存在であり続けること、そんな意味がこめられていたのでしょうか。
美しくいること、おしゃれでいること、どちらもあの先生には及びませんが、私なりに心の片隅にいつも意識してきました。
もちろん、外見に気を配ることはその入り口であり、子どもたちや同僚に対する接し方や話し方、授業づくりに対する思いや姿勢、大きな影響を受けました。
教師一年目に、このように尊敬する教師に出会えたことにずっと感謝しています。ところで…、教えていただいた三つ目がなんだったのか、残念ながら思い出せずにいます。最初の二つが衝撃的だったためか、私の記憶にはこの二つが鮮烈に残ったためだと思います。
コメント