今日もまた雨。私が住む街は、まだまだ長雨が続いています。学校の花壇やプランターの花も、雨のおかげで水やりの心配がありません。花たちはたっぷり雨を浴びて、気持ちよさそうにしています。
プランターのマリーゴールドやサルビアは、一年生と六年生が一緒に植えました。一年生にとっては、お掃除の時間に縦割り班でお世話になっている六年生の頼もしいこと!植える手順を教えてもらいながら、自分たちができることに一生懸命に挑戦しました。また、六年生もちょっと照れくさそうに、優しく手ほどきをしていました。
プランターに花の苗を植えるときには、たっぷり水をあげる必要があります。あるペアも、しっかりと水をあげていました。そして「できたぞ!」と一年生と六年生が威勢よくプランターを持ち上げると…。驚くほどたくさんの水がしたたり落ちてきたのです。
びっくりした一年生、六年生のお兄さんとともに唖然の表情でした。すると一年生が、プランターを投げおいて、私のところに来たのです。
「校長先生!助けてください!」と…。
困ったときに、「助けて!」と言えるって、とてもすばらしいことです。年を重ねるにつれ、だんだん言えなくなる「助けて!」。この子のように、できない自分、失敗した自分をさらけ出し、誰かの力を借りることができる心を自分ももちたいと思うのでした。
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