この一学期に感動した子どもたちとの会話を紹介します。
一年生の先生が不在になり、補充に入ることになりました。その日は、六年生が修学旅行に行っていたため、一年生に伝えました。「今日は六年生が修学旅行に出発しました!今は、船に乗っていて、海の上ですよ。」
すると「いいなあ~!あれ?校長先生は修学旅行に行かないの?」「はい!教頭先生が六年生と一緒に修学旅行に行っていますよ。」「え!校長先生かわいそうに…。」「そっか!それじゃあぼくたちの修学旅行に連れて行ってあげるよ!」「でも、六年生になるには時間がかかるね…。」
と、次々に私を心配し、自分たちが何とかしてあげようとする会話が続いていくことに驚き、感動しました。そして、この会話の最後に、女の子がこう言いました。
「大丈夫!六年間なんてあっという間だよ!」
みんなは、なるほど~!という安心した顔と、そうなの?という不思議そうな顔など、様々な表情をしていました。私は、子どもたち思いがただただ微笑ましく、かわいらしく、表現力の豊かさに感動したのでした。
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