幸せ度が高い子どもがほとんどだったのですが、中にはもちろん低めの子どももいて、それは当然のことだと思います。自分が小学生のときに聞かれたら、こんなに高い数値を書いたとは思えません。
100%と思えることは素敵なことだけど、低いからと言って悪いことではないし、自分の感じたことをしっかりと表すことができることが大事!ということを子どもたちには話しました。
低かった子どもの理由は、「もやもやするときがある」「友達はいるけれど、もっと友達をふやしたいから」「幸せだけど、怒りや悲しみの感情もあるから」などが挙げられていました。
どれも、とてもよく分かりますし、よくこんなに的確に表現できるものだと感心させられました。わたしたち大人は、そして教師は、または親は、子どもの心には大人と同様に複雑で繊細な者だということを理解していなければいけないと、肝に銘じました。子どもだからと決して侮ってはいけないと思います。
また、「いじめがあるから」「友達のけんかを見ると悲しくなるから」という理由も出てきました。ときにはけんかをするときもあるかもしれないけれど、いじめだけは絶対にあってはならないことだと話しました。子どもたちはそれぞれうなずき、真剣な目をしていました。
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