今日は、前任校で開催されたコンサートにお呼ばれしました。このコンサートは、毎年5年生が開催しているもので、夕方のひととき、保護者はもちろん地域の方々もご招待しています。
プログラムには、自分たちが好きな歌が並びますが、その中にとっておきの一曲が…。地元ミュージシャンの方と卒業生が作った、コンサートのテーマソングがあるのです。この曲が実に素敵で、歌詞には地域の方々への思いや、自分が進んでいく未来と幸せが描かれています。メロディーは温かさと優しさにあふれています。
5年生が企画・運営の全てを行いますので、発表番の他にも、高学年としての責任と自主性を育てる意味でも、大事な行事と言えます。3月にお別れしてから約半年の間に、こんなに成長したんだな…としみじみ感じながら見守りました。うたの一つ一つも、自信をもって表現する姿がうれしかったですし、団結力のある学年だったことを思い出し、そのよさが一層高まっていることを誇らしく思いました。
ゲストには、テーマソングを創ってくださったミュージシャン。ご自分が作詞作曲された曲の他に、竹内まりあさんの「いのちの歌」を歌われました。この曲のすばらしさに加えて、歌声があまりにも素敵で…会場は感動に包まれました。
そして、フィナーレは、子どもたちとミュージシャンの方がつくったテーマソング。地域の音楽サークルの方も一緒になって、歌い上げました。いつの間にか、私の隣には6年生たちが…。そうです。去年この曲を歌った子どもたちです。後輩たちの声に合わせて、客席から一緒に口ずさんでいるではありませんか。そして、四年生もそばにやって来て、一緒に歌いまじめました。5年生のがんばりを6年生も4年生の応援していること、この歌がしっかりと歌い継がれていることに感動し、胸に沁みました。
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